屋内配線ユニットケーブル

弊社では、従来の建設現場で行われていたVVFケーブルの計尺、切断及び回路接続、絶縁処理などを現場でその都度行わず、メーカーの工場で処理を施した「屋内配線ユニットケーブル」を利用して施工しています。

 

近年、屋内配線ユニットケーブルは、ビル、マンションおよびアパート、戸建住宅などあらゆる建築現場での施工で採用されるようになってきています。

弊社ではこのユニットケーブルをいち早く取り入れて、現場作業の標準化に取り組んでいます。

ユニットケーブルの特徴

大幅なコストダウン

複雑な回路の決戦・絶縁処理などをあらかじめメーカーの工場内でユニット化しています。また、各現場ごとにひつようなケーブルの長さを測り、必要な長さを用意します。

現場での作業はケーブル配線と器具への接続のみとなります。このため、工事が大幅に省力化します。

信頼性が向上

CAD-CATシステムでの設計・製造および全数動作テストを行っていますので、信頼性の高い電気配線工事を実現します。

工期スケジュール厳守

あらかじめ施工スケジュールに合わせてユニットケーブルを用意できますので、工期スケジュールを確実に守ることができます。

施工手順

1.図面と照合

 

ユニットケーブルのタイプ・数などを確認します。

2.取り付け位置の確認

 

ユニット配線図により、取り付け位置を確認します。

3.取り付け準備

 

取り付け位置の下で、ユニットケーブルを取り出して取り付け準備をします。

4.取り付け作業

 

モールド部を、各現場の状態・状況に応じた取り付け方法で取り付けます。

5.配線

 

ユニット配線図により、各ケーブルの行き先を確認し、配線を行います。

ケーブルは用途により色分けしてありますので、配線ミスなどを防ぎ、確実な作業を行えるようになっています。

6.ケーブルの固定

 

ナイロン製結束バンドなどで、ケーブルに傷をつけないよう固定します。

7.器具への配線確認

 

器具の付近で、各ケーブルの行き先表示・色などを確認して配線の確認をします。

8.器具への引き込み

 

あらかじめ長さを決めてありますので、ケーブルが余ることはそれほどありません。

余った場合もできるだけ切断せずに施工を完了します。